パチスロは公営ギャンブルじゃないのになぜ換金できる!?「三店方式」をわかりやすく解説!

 
管理人のbanです。
今回は、パチスロは公営ギャンブルじゃないのになぜ換金できる!?「三店方式」をわかりやすく解説!をご紹介させて頂きます。
 
なぜ公営ギャンブルではないパチンコ、パチスロはお金を賭けても罪にならないのか。それは日本の「三店方式」を利用している為です。今回はその「三店方式」について、ご紹介致します。

それではどうぞ

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日本の賭博、公営ギャンブルとは

日本において、賭博(=ギャンブル)は法律では罪として禁じられています。ただし、特別法で認められた「公営ギャンブル」のみ金銭を賭けた賭け事を実施しても問題ありません。
公営ギャンブルとは都道府県、市町村(=国が絡んでる)が主催しているギャンブルです。

 

公営ギャンブルは5種類!公営ギャンブルは直接当たり券を【お金】に換えてOK!

国が認めたギャンブル(公営ギャンブル、公営くじ)は以下の5つとなります

国が認めたギャンブルではあれば当たり券などを「直接」お金に換えることが合法となります。

ギャンブル名内容
競馬馬に騎手が乗り、順位を競い当てるもの
競輪競輪用の自転車に乗り、順位を競い当てるもの
競艇モーターボートで水上を走り、順位を競い当てるもの
オートレース2輪バイクに乗り、順位を競い当てるもの
公営くじ(toto)指定されたサッカーの各試合の試合結果を予想するくじ
公営くじ(宝くじ)宝くじ売り場で販売されており、開封くじ(番号が記載されているもの)、スクラッチ

パチンコ、パチスロは「風俗業」!「三店方式」なので換金OK!

パチンコ、パチスロは「公営ギャンブル」ではなく「風俗業」になります。

「風俗業」のパチンコ、パチスロがなぜお金を賭けても罪にならないのか?

 

理由は、「三店方式」を使っているからです。

「三店方式」を使うことで法律上、「お金」に換えることができるようになるのです。

三店方式とは?

三店方式とは、以下内容となります。

日本のパチンコ店で行われている営業形態である。

パチンコ店・景品交換所・景品問屋の3つの業者、および、パチンコ遊技者が特殊景品を経由することで、違法性を問われにくい形でパチンコ玉の現金化が行われる。

もっとわかりやすく解説していきます。

大事なことは3つのお店の役割を理解することです。

3つのお店の役割をまとめました。

お店役割
パチンコ店「メダル」を「景品」に交換しているだけ
景品交換所「景品」を「お金」に交換しているだけ
卸業者景品交換所から「景品」を買い取りパチンコ店に「景品」を売っているだけ
ここで気づいた方もいらっしゃると思いますが、
実は「パチンコ店」では「景品」に換えているだけで「お金」には変えていません。
 
「景品」を「現金」に換えているのは「景品交換所」です。
 
ここさえ覚えてもらえれば、三店方式の仕組みはカンタンに覚えられます。

三店方式のカラクリ

三店方式のカラクリをカンタンに解説します。

改めて換金OK、NGの条件を整理しましょう。ポイントは「直接現金に換えているか」です。

条件内容
換金OK公営ギャンブルである場合、直接当たり券をお金に換えることができる
換金NG公営ギャンブルではない場合、直接当たり券をお金に換えることができない

 

上記内容から「直接当たり券をお金に換えなければ法律上問題無い」という捉え方ができます。

ここで、三店方式を仕組みを思い出してください。

お店役割
パチンコ店「メダル」を「景品」に交換しているだけ
景品交換所「景品」を「お金」に交換しているだけ
卸業者景品交換所から「景品」を買い取りパチンコ店に「景品」を売っているだけ
 

「直接当たり券(玉、メダル)をお金に換えていないんです」

 

えっ?と思う方もいらっしゃると思いますが、実際にこの屁理屈みたいな理屈が法律上でも「三店方式」だから「お金に換金してもOK」と認められているのです。
 
ちなみにパチンコ店は景品交換所、卸業者と資本的に繋がってはいけないという法律があります。
(俗に言う、自社買いというものです)

三店方式のメリットは「税金がかからない」

結論から先にお伝えすると三店方式にすることで「税金がかかりません」
 
公営ギャンブルでは、当たり券(例:当たりの馬券)に対して直接現金に換える場合、50万円以上の利益を得た場合、その半分を課税対象の所得として計上する必要があります。
 
しかし、パチンコ、パチスロの場合、直接現金に換えていません。そのため、公営ギャンブルのルール(直接現金に換える場合)が適用されません。

豆知識:パチンコ店の店員さんが換金所を教えられない理由とは

初めて行くパチンコ店で換金所がわからない時に店員さんに換金所の場所を聞くと「分かりません」とか「お伝え出来ません」と言われたことがありませんか?(管理人は過去に何度か経験したことがあります)
 
分からないわけないじゃないかと思った方も多いと思いますが、それも上記に記述した話につながるのです。
 
パチンコ店は景品交換所とつながってはいけないという部分で、「景品交換所の場所を教える=つながりがある」と思われてしまう可能性がでてくることから、店員さんは知っていてもわからない、または教えてくれないのです。
 
間違っても繋がっているとなったら法律上OUTになってしまいます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、パチスロは公営ギャンブルじゃないのになぜ換金できるのかという謎に迫りましたが、『三店方式』を使っているから問題がないということが分かりました。

パチンコ、パチスロ業界は、今回の『三店方式』のようにうまく法の目を潜り抜けているのが山ほどあります。これを考えた人は天才だと思いますね。

 

ちなみにパチンコ、パチスロの規制についても、同じように規制の隙を見つけて、検定を通したりしています。

これを思いつく人、考える人は天才だと思いませんか?わたしも面白記事を見つける天才になりたいものですw

 

最後まで御覧頂き有難うございました。

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