管理人のbanです。
今回は、「【パチンコ懐かしい機種】ギンパラの影に埋もれた名機!?~CRメルヘン~」ご紹介させて頂きます。
3種類のスペックで登場した隠れた名機!?
それではどうぞ!
CRメルヘン
以下、機種概要をまとめてみました。
項目 | 内容 | |
筐体画像 (画像:メルヘン2となります) |
||
メーカー | 三洋 | |
登場時期 | 1998年 | |
仕様 | CR権利羽物 | |
項目 | 項目 | 数値 |
スペック |
大当たり確率(通常) | 設定1 1/223→1/22.3 |
設定2 1/241→1/24.1 | ||
設定3 1/257→1/25.7 | ||
大当たり確率(確変) | 50%(奇数と7傘7の5種類) | |
大当たり出玉 | 約2300個 | |
賞球 | 5&15 最大16R継続 |
特徴1 | ギンパラは強すぎた!? |
その1 | ホールを席巻したギンパラとは? |
その2 | ギンパラの影に隠れた名機? |
特徴2 | シンプルイズベスト!? |
その1 | スーパーリーチは、わずか1種類? |
その2 | 7のリーチで大興奮? |
特徴3 | 兄弟機もギンパラに近い!? |
その1 | メルヘン2とメルヘンVとは? |
その2 | これもメルヘン? ファンタジーとは? |
それでは、初めて参りましょう。
特徴1:ギンパラは強すぎた!?
その1 ホールを席巻したギンパラとは?
1995年5月、その機種はホールに現れました。ギンギラパラダイス、現在も続くシリーズです。潜水艦の窓をイメージした画面、波打つ役物。横スクロール5ライン、魚群が出ると激アツ。サメは嫌われもの。ノーマルリーチでも当たる、ハズレからの走り。既に完成された機種でした。
スペックもオーソドックスな2回権利、3回権利、変則3回権利、そして1/2確変のCR。取り分け大人気となったのはCRで、当時としては破格の1台100万円以上で中古が取引されていたそうです。最近だとリゼロ鬼がかり、エヴァみたいな感じですね。
項目 | 内容 |
スペック1 | 2回権利 |
スペック2 | 3回権利 |
スペック3 | 変則3回権利 |
スペック4 | 1/2確変のCR |
それまではCR機に対して消極的だったホールもユーザーも、ギンパラの登場で大きく変化したと思います。そして、ご存じのようにギンパラをベースとした海物語が登場、三洋の看板機種として今なお大人気となっています。
その2 ギンパラの影に隠れた名機?
三洋はギンパラ以外にも「マリンギャルズ」「ニューロードスター」と権利物を登場させています。そんな中に登場した「メルヘン」シリーズですが、どうしても地味な印象でした。
絵柄は風船デザインとなっており、縦スクロールですが、なんと下から上へと動きます。これは風船がフワフワ飛んでいくイメージです。(動画はメルヘン2となります)
項目 | 内容 |
メルヘン2 |
動画はnob nob731さんより、使用許可を頂いております。
ありがとうございます。
スペックも実はギンパラと全く同じなんです。ホールによってはギンパラはきつめの調整、メルヘンは甘めの調整だったこともあります。保留3個、4個状態での時短もギンパラと同じく強力だったのですが、どこで差がついてしまったのでしょうか?
特徴2:シンプルイズベスト!?
その1 スーパーリーチは、わずか1種類?
メルヘンのリーチは中デジタルが淡々と進むノーマルリーチ。リーチ中に数字が揺れたりしますが、特に信頼度に影響しません。また、ギンパラのような二段階大当りもありません。
そして、スーパーリーチですがノーマルリーチの途中で効果音が変わり、風船が玉突きするような動きをします。これがメルヘンのリーチの全てとなります。まさかのスーパーリーチは1種類です。スーパーリーチの動画は4分あたりからです。
項目 | 内容 |
メルヘン2 |
魚群のような激アツ予告もありません。まさにシンプルイズベストなリーチなのです。しかしながら、ギンパラ以降の激アツ予告や多彩なリーチアクションに慣れてきたユーザーからは、今一つ受けが悪かったようです。この辺りがギンパラの大きな違いとなってしまったと思われます。
その2 7のリーチで大興奮?
ギンパラではサメ図柄が中デジタルに二つあり、実質的にサメはダブルリーチでした(スペックによる)
ところが、CR版は奇数が確変、偶数は単発なのでサメは嫌われもの。3×4と4×5はトリプルリーチですが、サメが二つあるので確変中は嬉しくないリーチでもありました。
メルヘンにはギンパラと違う特徴がありました。それは7図柄のみ中デジタルが傘でも大当りになる、一つの図柄でダブルリーチ、どちらで当たっても確変だったのです。もちろん6×7と7×8はトリプルリーチ、ギンパラと違って2/3で確変の嬉しい演出でした。
特徴その3:兄弟機もギンパラに近い!?
その1 メルヘン2とメルヘンVとは?
この頃の権利物は2回権利、3回権利、CR版と登場する機種が多くありました。このメルヘンにも兄弟機種「メルヘン2」、「メルヘンV」、「メルヘンファンタジー」の3種類が存在しました。
項目 | 内容 |
画像 | |
機種名 | メルヘン2 |
大当たり確率 | 1/307(1/30.3) |
出玉 | 6000発 |
特徴 | 3回権利タイプ |
3回権利タイプで、約6000個の出玉が期待出来ました。3回権利なのに機種名が2なのは、ご愛敬です。同タイプのギンパラが大当り確率1/323だったので、若干アップしています。
項目 | 内容 |
画像 | |
機種名 | メルヘンV |
大当たり確率 | 1/239(1/23.9) |
出玉 | 4000発 |
特徴 | 2回権利タイプ |
こちらは2回権利タイプで、約4400個の出玉が期待出来ました。
その2 これもメルヘン? ファンタジーとは?
もう1機種、兄弟機種がありました。
項目 | 内容 |
画像 | |
機種名 | メルヘンファンタジー |
大当たり確率 | 1/249(1/24.9) |
出玉 | ー |
特徴 | 変則3回権利タイプ |
変則3回権利タイプとなっており、大当り後、デジタルにLで8R、Hで16Rとなります。ギンギラパラダイスにも同じタイプがあり、無制限営業て使われることが多かったですね。ラウンド振り分けは1/2なので、運が悪いと3回とも8Rで2500発程度、3回とも16Rだと5000発以上の出玉に期待出来ました。
液晶はメルヘンと全く同じですが、機種名だけファンタジーとして発売されました。そのため、新台入替で導入されても「あれ、メルヘンじゃん?」と思われていたかもしれませんね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、「【パチンコ懐かしい機種】ギンパラの影に埋もれた名機!?~CRメルヘン~」をご紹介させて頂きました。
個人的には、のんびりと打てる名機なのですが、ギンギラが強すぎました。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。
(作成者:枠下蒼7)
コメント